ウエルネスとは
病気ではない状態であるヘルス(健康)を「基盤」として、その基盤をもとに豊かな人生、輝く人生を実現すること
積極的に心身の健康維持・増進を図ろうとする生活態度・行動
壮大なテーマですが、探求して行くことが、これからの医療の究極の理想とも言えるのではないでしょうか
単に疾病を治療する施設としてのクリニックの役割を 更に発展させるための基盤を作りたいという思いを込めて名付けております
特に 生活習慣病に於いては 予防の大切さは周知の通りです
糖尿病生活習慣病の専門クリニックとして、担うべき役割がそこにあるという自覚を形にしたのがこの施設です
食に関する活動
栄養相談のステーション
糖尿病をはじめとする
生活習慣病の啓蒙活動
患者友の会すぎのこ会の活動
医療者と患者と相互の学習活動
新しい取り組みを模索しながら 活動のステーションを広げて参りたいと思います
皆さまからのご意見やご要望を賜ることができましたら幸甚です
杉山内科クリニックでは、患者さん一人ひとりの生活スタイルに合った無理のない食事療法を、患者さんと共に考えながら提案、支援していく事を大切にしております。
そのためにはまず患者さんがありのままの食事の記録や、食習慣をお話して下さることが大切です。制限することだけが食事療法ではありません。おいしくそして楽しく食べるために、食べる量やタイミングを工夫しながら、自己管理することをサポートしていきます。
令和元年10月31日(木)に第1回糖尿病教室(実践編)を行いました。今回は「野菜とごはんの適量」をテーマに、スライドを使用して野菜の調理法や効能、1日の摂取量について理解を深めました。
また、先生の指示エネルギーを基に、自分に合ったご飯の適量を学びました。
実習では、自宅で使用しているお茶碗を持参していただき、普段食べているご飯の量の把握と、その後自分に合った適量に調整し比較しました。普段の量と適量のご飯に100gの差があった患者様もいらっしゃいました。
実食として、具沢山の「減塩豚汁」と今が旬のもって菊を使用した「ほうれん草ともって菊のなめこ和え」を、適量のご飯とともにいただきました。2品で1食分の野菜やきのこが摂取できる量に工夫しております。
普段の診察や栄養相談の時とはまた違う複数名での和やかな雰囲気で、スタッフや患者様同士の会話も弾み、大変有意義な時間を過ごしました。
患者様からも、「自分の食事量がわかり、バランスや調理方法が勉強になる」との声が聞かれております。
次回は来年1月頃の開催を計画しております。糖尿病に対する知識や理解を深める場として、またスタッフや患者様同士の親睦を深める場としてもぜひご活用ください。皆様の参加をお待ちしております。
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